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解体工事とは?代表的なケースや工事着手までの流れを詳しく解説

解体工事とは、建物を取り壊し、更地を生み出すときに行われる工事のことです。一見建物を取り壊すのは簡単なものと考えられがちですが、ただ闇雲に取り壊しているのではなく、そこにはさまざまな工法が存在します。

そこでこの記事では、解体工事の基本的なことから、代表的なケース、そして実際に解体工事を依頼するときの流れまで詳しく解説します。

 

1. 解体工事の種類4つ

解体工事は、大きく4つのケースに分けられます。ここでは、それぞれのケースの特徴や、解体工事を行う際の注意点をご紹介します。

1-1. 戸建て住宅の解体

今保有している戸建て住宅を解体して、土地をリセットしたいという人もいます。実際、こうした戸建て住宅の解体工事の依頼は少なくありません。

ただ、一口に戸建て住宅といえども、建物を構成している材料や構造はさまざまです。とくに木造建築の場合は比較的簡単に取り壊せますが、鉄筋コンクリートの場合そうはいきません。

事実、鉄筋コンクリートの戸建て住宅を解体する場合は、木造建築の戸建て住宅を解体するときよりも費用が高くつく傾向もあります。

1-2. 長屋の解体

長屋とは、住居の壁が隣の住居と接するように建てられている形式の住居のことです。そのため、一般的に長屋の一部を解体するのは難しいと言われています。

建物の構造上、隣の住居の壁に傷がついてしまうのは避けられません。この隣の住居の壁を補修する費用は、解体を依頼した人が出すことになっているので注意しましょう。

1-3. マンションの解体

マンションを丸々解体するといったケースもあります。日本にあるマンションのほとんどは鉄筋コンクリートでできているため、取り壊すのが比較的難しいと言えるでしょう。また、戸建てと比べて建物自体が大きいので、その分解体工事の費用は高くなります。

マンションの解体で注意すべきなのが、「建設業許可」です。建物解体の見積もり金額が500万円以上の場合、この「建設業許可」が必要となるので気をつけましょう。

1-4. 建物の一部(内装)の解体

解体工事と言っても、建物を丸々取り壊すものだけではありません。実際には、住居の内装の一部を取り壊すケースも多いのです。

このように建物の一部を取り壊す解体工事では、取り壊さない部分へのダメージを与えないよう慎重に作業を行う必要があります。そのため、部分的な解体工事を行うには、相応の技術が求められるのです。

 

2. 解体工事を行うまでの流れ

実際に解体工事を依頼するときは、どのような流れになるのでしょうか。そこで、次は具体的な解体工事の流れを見ていきましょう。

ただし、あくまで代表的な流れなので、基本的にはそれぞれの解体工事の業者に合わせるようにしてください。

2-1. 解体工事の業者を決める

まず初めは、解体工事を行っている業者の中から、実際に解体工事を依頼する業者が決定されます。解体工事の業者は全国にたくさんあるので、技術面や費用面できちんと比較・検討しましょう。

2-2. 現地へ向かい見積もりをする

次に解体工事の見積もりを行います。一般的に、解体工事の見積もりを行ってもらう際は、現場で工事業者に立ち会ってもらうケースが多いのです。

この際、必ず料金の内訳を確認するようにしましょう。必要であれば、複数の業者で見積もりを行ってもらうと確実です。ここで業者が提示する見積もり額に同意したら、次に進みます。

2-3. 解体工事の業者と契約を行う

最後に解体工事の業者と契約を行い、工事日程を決定します。この後、解体工事がスタートします。解体工事が始まったあとも、きちんと要望通りに作業が進められているかをたまに確認しに行くのが確実です。

 

3. 解体工事を依頼する前に注意すべきこと

実際に解体工事を依頼するとき、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。ここでは、解体工事を依頼する前に注意すべきことを3つご紹介します。

3-1. 複数の業者で見積もりを行う

あまり解体工事に詳しくない人は、解体工事の業者を選ぶ段階で、複数の業者に見積もりをお願いするようにしましょう。これは、悪徳な工事業者に騙されないために大切なことです。

「契約するか分からないのに、わざわざ見積もりをしてもらうのは申し訳ない…」と思う人は、似たようなケースの相場を確認することがおすすめです。

3-2. 周辺住民への配慮を忘れない

解体工事を行う際、騒音問題は避けられないものです。そのため、工事中は周辺住民へ迷惑がかかります。そこで、工事を依頼する前に、周辺住民へ挨拶を行いましょう。

これは、近隣住民とのトラブルを避けるための行動です。また解体工事が始まってからも、工事が行なわれる時間帯を考慮するなど、近隣住民への配慮を忘れないことが大切です。

3-3. 事前に室内の不要物を処分しておく

解体する建物の内部は、解体工事の前に軽く整理しておきましょう。不要なものは事前に処分しておくと、工事時間や工事費用の節約にもなります。

 

4. まとめ

解体工事とは、建物全体やその一部を解体する工事のことを指します。一口に解体工事といっても、解体業者はさまざまなケースに応じて、臨機応変に対応しているのです。

「中国爆砕西播工事株式会社」では、自然環境や周辺住民に配慮した、静かで安全な解体工事を行っています。地球想い・人想いな解体工事を依頼したい場合は、ぜひ「中国爆砕西播工事株式会社」までご相談ください。

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